秋の日 2

またまた山へ、

二年前に打ったナメコの原木を見に。

 

森や林で空を見上げて窓のように抜けて見える場所を

昔のひとはウダキと呼び、そこで神事を行ったとか。

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秋の山

11月の山、たまりません。

落ち葉を踏む音を聞き乍ら人のいない静けさのなかへ。

 

ネットの天気予報はドピーカン。仕事を中断して今日しかないと判断したのは

昨夜のこと。

 

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階段作製

山で遊んでばっかいられません、仕事仕事!

最後に残っていた階段を納めてこの現場は竣工をむかえます。

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竣工

2間四面の小さな休憩所が完成しました。

すっきりとした建物です、無垢の木の匂いがやさしい空間です。

 

お施主さんにも喜んでいただけたようで一安心です。

 

 

 

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「桧の柱を取りに行くので出しておいて」と

材木屋に頼んでおいたところ、用意してあったのはこれ。

 

人工強制乾燥のKD材。

トップページでも紹介してある死んでしまっている木、

この頃はみんなこれだとかで、まぁべつに驚きはせんのですが・・・。

 

以前はこんなことはなかったんですけどねぇ。

天乾ものに替えてもらいましたよ。

 

 

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土間コン打ち

休憩所の次は車庫の新築工事です。

切れ間無く仕事が入ることほどありがたいことはありません。

 

まずは基礎工事。布基礎で囲まれた車庫スペースに土間コンを打ちます。

水を撒いても流れてゆくよう、わずかな勾配がつけてあります。

 

仕上げを左官屋さんが丁寧に金鏝でなでてゆきます、

手先の感覚だけで鏝をあつかう左官職人には他の職種とは違った雰囲気が

あります。

 

 

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道具

あらかたの刻みは機械によっておこないますが、

細かな細工や仕上げの工程は手道具の登場となります。

 

写真はほんの一部、大事な私の手先や指先となる道具たちです。

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谷村美術館

25年前山小屋をやめて大工になるため職業訓練校に入った時、

同期の訓練生に名古屋から来た、一級建築士がいました。

 

僕より9歳上の彼は建築に対してとても造詣が深く、話もおもしろく

建築に素人の僕にいろんなことを教えてくれました。

 

その頃彼は休みの度に近場の名建築を訪れ、その土産話や感想をきかせてくれました。

その一つが新潟県糸魚川市にあるこの谷村美術館。25年越しでやっと来ることができました。

 

建築家村野藤吾の晩年の傑作。

理屈を超えた説明の要らない何かが感じられます。

 

来て良かった、ほんとに良かったです。

 

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富山市ガラス美術館

谷村美術館の帰りに富山のガラス美術館へ。

ここの常設展示作品に、基礎工事をお願いする土建屋さんの娘さんの

ものがあるということでそれを見るために。

 

芸術はよくわかりませんが、こういったものに人生を捧げる生き方に

思いを馳せてしまいます。

 

こんなことを言う人がいました。

「好きなことをして飯を食えるのは、学者と芸術家だけじゃ。」

 

それだけで食えてる人は少ないでしょうな。

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複合梁

車庫の新築工事。

間口が3間(5400mm)の架けはなしのため太い梁が必要です

 

普段は丸太を使ったりしますが今回は120mm×150mmの杉材

と12mm構造用合板による複合梁で。

 

成(高さ)を600mmとしました、かなりの積雪にも耐えます。

 

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車庫建前

車庫の建前。

予算の関係でプレカットにするつもりでしたが、やはりやってしまった。

手刻み。

 

どう考えても丈夫で長持ち、ためが良い。

構造を知り、現場を知り、造る者が仕事を頼まれれば

自分の知る最良の施工をしてしまう。

 

予算の関係は個人事業主なので、ほかで辻褄をあわせるとしましょう。

 

やとい車知継ぎ

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ランプを灯すには

年の瀬押し迫る中、私ももれず忙しい年末をすごしております

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ストーブを焚くには

年末の忙しいさなか、猪熊捕りの翁から召集。

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