粋なはからい

守宮(やもり)建築工房。

職業訓練校の同期の森本さんの現場へおじゃましました。

 

私は建築工匠科で森本さんは木工科 なぜか木工科を出て大工になってしまった森もっさん。

 

在来工法、2×4、手刻みと何でもこなす言わば天才肌の頼れる兄貴

 

木造建築士で設計から確認申請 施工まですべてこなす一人親方の鑑のような人です

 

伝統構法の私とはスタイルが違いますが はっきり言って影響受けてます。

 

 

先日 若い大工さんと語らう機会があり 私が

 

「このあいだ訪れた知り合いの新築の家で、化粧梁にボルトがそのまま剥き出しでびっくりしたわい!」

(本来 大工のたしなみとして釘や金物は極力見えないように施工します)と話したところ

 

その中の一人が 間髪入れず「いまのお施主さんはそんなこと全然気にしませんよ!」

 

私 「・・・。(-_-;)」  なんだかなぁ~  大工の意識がここまで落ちている(進化?)のかと驚きました。

 

それで写真なのですが 通し柱に絡む梁を留めるボルトが露骨。 そこで森もっさん、

「いくらなんでも隠さんならんよな」と埋め木の敢行。施主さんがルノーに乗っているのでルノーで埋め木。

 

遊び心と大工のたしなみ そして施主さんへのリスペクト?

 

「これぞ大工の粋なはからい。」