石場建て伝統構法の家竣工

建築金物不使用の木組みの家です。

 

 

昨年3月から設計開始した21坪の平屋 石場建て伝統構法の家

 

お陰さまで完成しました。

外壁は腰下 杉の赤身厚み4.5分(13.6mm)板よろい貼り

 

腰上は漆喰仕上げ 玄関戸と袖壁は米杉。

 

 

居間とキッチン

床は厚み1寸2分(35mm)の杉厚板 鴨居下は厚み4分(12mm)杉板

 

いずれも原木から挽いたものです。

 

鴨居上は珪藻土漆喰。

 

カウンターはウォールナット(くるみ)特注品

 

 

違う角度から

見上げてみましょう

折り置き組みの桧の梁がさり気なく自然に仕上がりました。

 

ロフトの窓からの自然光 光をやわらかく吸い込む珪藻土の壁

 

照明器具もいい感じです。

 

ロフトに上がってみましょう

子ども部屋と主寝室 やはり杉板と珪藻土。壁はお施主様が塗りました

 

ニッチが役立ちそうです

ニッチ7ヶ所。TVの下も実はニッチ。

通気 断熱も的確に施し自然素材でとても気持ちの良い家になりました

 

伝えたいことは山ほどありますが見て感じていただくのが一番ということで

 

お施主様のご厚意で 暖かくなった頃、ご覧になっていただく機会を設けさせていただけそうです

 

構造から造作まで、すべて職人の手作り 個人大工がお施主さんと一緒に作り上げた家

 

皆さんに見て感じていただきたいです。