現場報告2

石場建ての家、実はまだかかってます。

人手不足のため応援の友人達も頼めず 一人ぼっちで奮闘中です。

 

見出しの写真は棟札を小屋裏に納めた所 。 

わかり辛いですが 棟札を取り付けた場所から下を俯瞰した写真。

 

ここにくるまでの工程を細かにアップしてなかったので、まとめてザッといきます。

床板は杉板、厚み1寸2分(36mm) 流通している建材のものでは手に入らないので、製材所から

 

天然乾燥済みの無垢の杉を厚み1寸5分に挽いてもらい、更に低温乾燥をかけ

 

加工所で1寸2分までおとし本実加工して床板に仕上げました。

壁断熱はロックウール90mmで貫の裏にも丁寧に巻き込んで気密シート。

 

屋根断熱は垂木下端にタイベックをあて 100mmと50mmのロックウールを込めて気密シート。

 

屋根通気が垂木間でしっかりとれてます。

壁板は2016年のブログ→「杉原木」→ 「先日の杉」で五郎から頂いたものを自分で加工したものを。

 

勾配天井には杉羽目板 いずれも厚み4分(12mm)。

神棚 桧無垢一枚板。

 

神棚の納め方はその都度違います さりげなく仕上がっていますが今回 少々頭を使いました

 

からくりは後日あきらかにしようか どうしようか。

 

これからラストスパートです 大工工事がほぼ出来て下職さんたちが仕上げにかかる頃合を「鍋に入った」といいます

 

あとは火にかけるだけという意味合いでしょうか 竣工前に頼りにしている下職さんたちを紹介しようと思います!