業界紙の新聞になんと我が社が掲載されました!
HPのお問い合わせで取材のオファーがあったのは10月
簡単なメールのやり取りの後、記者さんが現在かかっている石場建ての新築現場にいらっしゃいました。
自分の娘は昨年の和牛共進会で結構新聞にとり上げられましたが、父である私は生まれてこの方新聞に載ることなど一度もありません。
「お父さんが新聞に載るとすりゃ、おくやみか悪いことした時くらいじゃ。」とかいってましたが、ついにまともなメディアにしかも大工としてとりあげられることと相成りました。
一人親方で自分の信じるやりかたで懸命にやっているつもりですが、世の中のニーズと少々ズレがあるせいか
商売繁盛とか儲かってたまらんとかとは全く遠いところにいます。
記者さんとの話のなかでも、リフォームの今後の展開とか市場の拡大、人材の確保とかよりも
「古民家リノベーションなんて云うけれど、それ構造理解できてないととても危険ですよ」なんて語ったりしてしまう始末。
お施主さんは今までの古臭い空間が見た目だけ変わると、一計を案じた匠に「なんということでしょう。」
とか言って喜ばれますが、リフォームに於いて大事なのは構造を配慮しての改築、改装(特に古民家)。
以前訪れた古民家のリフォームの現場でも、年配の大工が「差し鴨居、邪魔やで取り外したわい。」とか言って得意気に笑ってました。(これ御法度)
お施主さんが望む通りにしてあげられれば何よりですが、建物の性格に合わせたことしか出来ないのもまた現実。
それにしてもうまく記事にして頂いた記者さんには感謝です、多少なりとも林修巳氏(52才)の想いは伝わったようです。
(活字で改めて52才と記されると重いものを感じてしまいます。嗚呼・・・)
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https://www.reform-online.jp/news/renovation/14695.php
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