30年来の友人、宮田八郎の新作映像の上映会に行ってきました。
高校卒業後、山小屋に就職する若者は稀有であります。その稀有の同種の友人が彼、宮田八郎。
山小屋を中途リタイヤした私と違って、彼は今も現役で穂高岳山荘の小屋番をはりつつ穂高の映像を撮り続ける
山岳映像界の第一人者。
同い年ということもあって、入った山(私は双六岳)は違っても、どこか似た かざ(飛騨弁:におい)がする彼とは
会えばタメ口で語り合える仲。今回会うのも10年振りというのに、さして感傷もなく
「おう、久しぶり 元気やったか?」とあっさり。 でもしっかり10年分の握手をかわしたりはします。
上映会は160名もの方がおみえになられ、大盛況、私も少々上映のお手伝いをさせていただきました。
作品に関しては、八郎氏の穂高に対する想いが溢れる素晴らしいものでありました。それに昨今の機材等の進化も手伝って
今まで映像にすることが難しかった星空や月灯りに照らし出される山々や、小屋に常駐していられるからこそ捕らえられる
決定的瞬間の映像。そしてなにより八郎が穂高の風雪に酷寒に晒されつつ(ファインダーを覗く本人は興奮状態だそう)
おさめた厳しくも美しい穂高の姿。
打ち上げで訪れた神岡の居酒屋「真ちゃん」。
しこたま呑んだ後の上機嫌での記念撮影。後ろのおねえちゃんもありがとう。
10年振りとはいえ、ぜんぜん変わらない熱血漢に「お前に会えたことが嬉しいぜ!」そんな思いです。
彼の作品を多くの方に見ていただきたいです。http://hachipro.buyshop.jp/こちらのサイトからご覧いただけます。
それにしてもハチ、いい顔してるぞ。
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