ランプを灯すには

年の瀬押し迫る中、私ももれず忙しい年末をすごしております

突然ですがランプ。

 

2014年の丁度今頃湿雪の大雪にみまわれ、近隣各地で木が倒れ一週間ほど停電いたしました。

我が社のまだ完成していない離れにも、「ありゃりゃ」といった具合に。

 

ちなみにこの杉林、高山市の市有林。しっかり補償していただけると思いきや

「この木倒れると私の家に損害被るので何とかしてください。」とあなた言ってなかったから、裁判しても勝てないからねと・・・

 

通報してからの最初の言葉がそれ?

 

 

それはおいといて、

 

我が家の場合、暖房は薪ストーブで給湯は薪ボイラーなのでさほど困りませんでしたが、一般の家庭の方々は大変だったようです。

 

灯油ボイラーも電気がなければ作動せず内部の配管で凍結して故障したとか、水道も凍結防止ヒーターが通電しないため凍結したとか、温風ヒーターも電気なければ意味はなし。

 

水道に関しては我々昭和人はちょろちょろ水を出しておけば凍らないことを知っていたので問題はありませんでした。

 

 

灯りに関しては、LEDなどの懐中電灯などでまかなえますが、我が家はランプ。

 

高校卒業して山小屋暮らしをしていた頃、夜はこのランプの灯りで安いウイスキーを飲みながら皆と語ったものです、

 

そんな思い出があって買っていたランプが活躍しました、今も時折ランプの灯りで焼酎を飲んでみたり。

 

そこで思ったこと。

 

板張りで珪藻土漆喰の我が家、なにもなければこのランプの灯り、大変マッチするのですが気になるのは家電。

 

この温かみのある灯りの中にTVやステレオや掃除機なんかが映し出されるとなんか興醒め。

 

ランプで暮らすならやはり黒板五郎にならねばと、ふと やわらかい決意をした夜でした。