よろい壁

今ではあまり見られなくなった、よろい貼りの板壁

基本的に杉の赤身を使います。

 

これは当、林建築の作業場兼住居。

この土地は当初植林された山林でした、花粉症の温床の杉林。

 

ここにあった杉でこの建物は建てられました。昔から「四里四方の材で家を建てよ」と言います

その土地の気候風土に合った木を使えということです。

 

四里どころか、ここに立っていた木でここに建てたたということですから

とりあえず言いつけは守っています。

 

一般的なこの地域の住宅では柱は桧で四寸(120mm×120mm)ですが、

この建物はここの杉を好きなように使えたので、基本的に柱五寸(150mm×150mm)

通し柱は六寸(180mm×180mm)で、横架材の巾も五寸(150mm)

 

自前の材を使えば安く上がったんだろうと思われがちですが、伐採、運搬、製材と個人ルートで

こなすとかえって高くなってしまいました。

 

それより立ってた場所で建っていられる木のことのほうが、価値があると自らを納得させる私。

 

話の着地点がなんか違う場所?

よろい壁の巻でした。