凍みあがり

凍みあがり。

寒冷地でみられる軒天井の雨漏り。

 

屋根裏が暖まることによって屋根面の雪が解け、軒先の雪止め部分で凍ります。

繰り返すことで雪止め付近でダムになり、トタンのかみ合わせ部から毛細管現象で

水があがってゆきます。

 

傷んだ軒天井を取り替えても、また同じことがおきます。

原因を把握して対処せねばということで、この事例では冬薪ストーブによって

屋根裏がヒートアップ、通気のための排気口はあるものの熱を逃す役を果たしておらず、

現行の断熱材では断熱不足と判断。

 

現行の断熱材は16kg100mm、屋根部断熱としては寂しいです。

その上にロックウール100mm(性能としてはGW高性能16kgと同等)を敷き詰めます。

 

間仕切り壁の隙間にも自前でこさえた気流止めを仕込みます。

これでよい結果を得られる筈。

 

結果は次の冬に報告します。