既製品ではない30mm杉無垢板を本実加工して施工
最近の床の施工には仕上げ材の前に捨て貼りの合板をあてます。理由としては
床のたわみが軽減すること、床鳴きが抑えられること、接着剤の効率が良いことがあります。 が・・・
敢えて捨て貼りはしません。理由は・・・
合板で固めたその上に仕上げ材を貼ると、確かにしっかりした床にはなりますが
硬すぎます。
歩いた時、コンクリートの上を靴を履かずに歩く時のような踵からの突き上げを感じます。一方捨て貼り合板の無い場合は、たわみも感じれば床鳴きもおこります。
でもやわらかくなんか気持ちいい。
メリット、デメリットは必ずつきまといます、施主様には理解して頂いての選択です。
根太施工
100年も経てば水平や垂直はあてにならないため、飼いものをして調整。
断熱
居室となる場所には根太と同じ厚みの45mmの現在最高性能の断熱材フェノバボードをしこみます。居室の床は15mmの飫肥杉を貼ります。
床貼り
廊下は見出しにある30mmの杉板。