古民家のリフォーム。夏は涼しいのですが、冬は恐ろしく寒いということで部屋全体を透湿シートでラップし16K100mmのグラスウールで断熱施工し、室内にあった段差も解消。
仕上げ材は鴨居下の板壁は無垢杉板、鴨居上は珪藻土漆喰、天井は桧羽目板、床は桜の無垢フローリングとしました。
窓が少ないため明かり取りのガラス瓦を使ったトップライトとしました。
天窓となるガラス瓦の面積が小さいため天井までの下がり面をじょうご型にすることで、
光の拡散が得られます。
キッチンは奥様が納得のいくものということで、自らネットで探しあてたものです。
居間となる部屋。解体前は竿天井で和室のしつらえでしたが物置として使用してみえました。
こぎれいにして一部屋とする予定でしたが、天井を外したところ素晴らしい梁が顔を出し、
これを活かさぬ手はないということで、古材あらわしの吹き抜けの空間としました。
構造の美しさを損なわぬよう真壁とするため、断熱材は現在最高性能のフェノバボードを使用しました。
仕上げ材は鴨居下壁はさわら、鴨居上珪藻土漆喰
天井は杉、床は無塗装桜無垢フローリング、オスモ仕上げです。
伝統工法による古建築の農機具庫。断熱、通気を施し現代の暮らしに合わせた住宅にリノベーションしました。
当林建築の作業場の二階。
建具の走る予定の梁には鴨居溝を突き、リフォーム等ででる古建具を利用できるように
内法高は5尺8寸。
子供部屋は屋根裏でハイジ風に。
通気、断熱の適正施工のおかげでロフト的な空間ですが、夏はエアコンいらず。
床 杉33mm
壁 さわら 杉 12mm
小壁 珪藻土漆喰
天井 珪藻土漆喰
営業地域
高山市 丹生川町 飛騨全域